メルマガ第69号を配信しました。
こんにちは。
毎週水曜日は、メルマガを配信しています。
【三厨 万妃江のハッピー☆マネジメント】
ホスピタリティ・マナーや社員満足徹底について、
ブログよりも少し多めの記事を1~2つ、配信しています。
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今日配信した記事は、こんな感じです。
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1.三厨 万妃江の見たり、聞いたり
~ 国会に学ぶ?!コミュニケーション ~
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10月16,17日と、所属団体の研修会で、
東京に行っておりました。
あ、
私が東京に行くのは、珍しいことではないのですが、
行先は、とっても珍しかったですよ。
その中から、ひとつ。
国会議事堂での、
参議院予算委員会を傍聴させていただいたときのことを、
今日はお話しします。
2日間の様子は、そのつど、ブログにアップしていたので、
参議院予算委員会についても、こちら もごらんください。
参議院予算委員会の傍聴は、通常の見学コースにはなく、
国会議員の方を通しての申請がいるようで、
今回は、お取り計らいいただいた方のおかげで、
貴重な体験でした。
テレビで見るだけの国会中継を、
目の前で、直にみられるんです!
体験して感じたことの中から、
コミュニケーションの観点で、お話しすることにしましょう。
まず、部屋は、想像していたより狭かったです。
幅は広いのですが、奥行きがない?というのでしょうか。
答弁する総理はじめとする大臣側の席と、
質問に立つ側の席の距離が、本当に!近いんです。
これは、おたがいに膝を突き合わせて話す、
という意味では、良いのかもしれません。
しかし、初めて質問に立つ人にとっては、
すご~い圧迫感と、プレッシャーでしょうね。
これは作戦?!かしら・・・????
二つ目。
大臣が答弁するとき、
目の前にいる質問者のほうを見て答えるというより、
演台に手をつくようにして答えていることがあるのをご覧になると思います。
床に向かって?あるいは、原稿用紙を読み上げているだけ?
みたいなイメージ。
これは、
「あれじゃあ、仕方がないなあ」
と思ってしまいました。
マイクの高さがかみ合っていないように思えるのです。
だから、下を向いてしまうようなかんじでした。
そして、机に手をついてしまう。
(これも作戦の人もいるかな???)
マイク係がいるといいのにな~なんて。
いろんな身長の人がいるわけですから、
そのつど、ちゃんと調整して、
前を向いてお話しできるようにする。
そうしたら、もっとやりとりをしているように見えるのにと思いました。
なんだか、床に向かって、話している~んですもの。
でも、これも、最初にお話ししたように、
大臣側と質問者側の距離が近すぎるというのが、
無意識でしょうが、影響していると思います。
3つめ。
お話が聞きとりにくいのです。
テレビの場合、音声は直接マイクからひろっているでしょうから、
とても聞きやすいのですが、
会場にいると、とても聞きにくいのです。
スピーカーの位置などもあるかもしれませんが、
音響がよくないかも?
質問者と大臣は当事者としてしっかり聞いていらっしゃるでしょうが、
はっきり聞こえないと、当事者意識が薄れる人もいるでしょう。
そうすると、コックリ…なんてこともあるわけです。
こんなこと、感じました。
さて。
私たちのビジネスに置き換えてみましょう。
1.相手との距離感は大丈夫ですか?
親しさのためには、近づくことは大切。
でも、近づきすぎると、人は離れます。
ちょうど良い距離感は、人それぞれですし、その時の親しさにもよります。
それを推し量っていくことが良いコミュニケーションにつながります。
2.相手の眼を見て話すことは大切。
そのために、必要に応じて環境を整えましょう。
また、机に手をついて話されると、
相手はプレッシャーです。
そして、マナー上も、いただけませんね。
話を聞くときに、肘をついているのは、いうまでもありません。
3.相手に伝わるように話しましょう。
伝わらなければ、答えることもできません。
声が小さいと、聞くことに力を注ぎすぎて、つかれてしまいます。
だから、うまくコミュニケーションがとれません。
「私の話を聞いてほしい」というきもちは、
声の大きさでも伝えることはできるのです。
大きすぎて、威圧感になっては、いけませんが・・・
とっても貴重な体験でたのしかったです。
日本の政治の中枢を担う人たちは、やはりオーラもある。
麻生総理は、あのま~んま、
ちょっと首をかしげて、時折ジョークを交えて
答弁していましたよ!
その他の研修先、
メキシコ大使館での経済交流会の様子はこちら から
メキシコ大使館の公使たちを交えての懇親会の様子は
こちら から
などなど。
よろしければ、あわせてご覧くださいね!
三厨万妃江の著書『人生を変えるマナー』は、いかがですか?
さまざまな企業様で、ビジネスマナー教材としても、導入していただいている書籍です。
ぜひ、ご一読ください。一生使えるマナーの道標としていただけたら幸いです。