今、できることからする

お~いな女性 

 
だいぶ前に『職場のメンタルヘルスにおける管理・監督者の役割』
という講演会で、勉強させていただく機会がありました。

講師は、財団法人社会経済生産性本部 メンタルヘルス研究所副所長の
今井 保次先生です。

実は、私にも「メンタルヘルス」をテーマにした講演のご依頼が
少なくないのです。

そのたびに冒頭にこんなお話をします。

講師になったころから、「こころ」には、興味を持って勉強していましたが、
専門家である私たちが勉強するのは当たり前としても、
ごく一般の皆さんが勉強しなければならない時代が来るとは、
あのころから考えると、想像もつかないことです。

そうなんです。

私たちのような「人」と直接かかわる仕事の場合、
たとえごく少数だとしても、対象になるかもしれない方がいらっしゃることを想定し
関係領域として「自分のひきだし」に入れておくことを必要だと感じ、勉強して
きました。

でも、それが、他人事とは思えない、
いつ何時、自分のこととなるかもわからない時代になったということなのでしょう。

「メンタルヘルス」に関しては、
企業は責任を問われますから、経営者が知識を得ておくことは大切です。

そして、現在の認識では、「自分では気づきにくい」ということもあり、
管理職の方々が勉強して、部下の変化に気づけるようにする、
という意味で、私へのご依頼も、管理職対象の場合が多いのです。

もちろんそれも大切。

しかし、もっと大切なことは、私たち一人ひとりが、
自分を大切にすることの一環として、基礎的な知識を得ておくことです。

疲れたら休む、
風邪かな?と思ったら薬をのんだり、お医者さんに行く。
無理をしたら、肺炎になったり、大きな病気になったりしますから。

それと同じように、
心が疲れているときには、心を休ませるようにしないと、
「心の風邪」も、ほっておくと大変なことになるのです。

私はドクターではありませんから、
「心の風邪」をひいてしまってから治療をすることはできません。

でも、私たちが、体が風邪をひかないように、
うがいや手洗いをして予防するように、
心が風邪をひかないように、予防するということが大切ということを
お伝えすることはできます。

少しこちらの記事でも触れましたが、
その講演の中で、私が日ごろお伝えしている
「ホスピタリティマナー」との関連性が大いにあり、というデータを見つけました。

「疲労と職場の挨拶」の相関関係

です。

習慣的に挨拶がない職場は、疲労を感じる比率が高く、
気持ちのよい挨拶をかわしあう職場は、疲労を感じる比率が低いというものです。

儀礼的な挨拶でも、ないよりあったほうが、疲労を感じることはないようです。

また、

「抑うつと職場の挨拶」の相関関係

というデータにおいても、
上記と同じような結果が出ていました。

しかし、さすがに「病気」ですから、
挨拶の有る・無しによる関係性の開きは大きなものになっています。

つまり、
病気になってから、コミュニケーション面を対処するのではなく、
「予防」として、職場のコミュニケーション面を整備すれば、
「心の風邪」のいくつかは、未然に防ぐことができる、
ということです。

挨拶で、そんなことできるのかなあ、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
でも、そういう方に限って、「していない」のです。

まずしてみましょう。
三厨にだまされたと思って!

できることがあるならば、やはり行動!です。

経済状況と「心の風邪」の相関関係は、確実にあります。

お話をお聞きした今井先生も、そのようにおっしゃっていました。
私もそうだろうと思ってきましたし、やはりそうかと改めて思いました。
残念ですが、増えるでしょう。

備えあれば憂いなし、とは言いますが、
備えても憂うこともあります。

しかし、今、少しでもできることがあるならば、
今からできることを、あなたから発信していってほしいのです。

明朝、出勤したら、あなたから笑顔で挨拶してください。
それも、一人一人名前を呼んで、呼び掛けて。

たとえ、相手が反応しなくても、発信し続けてください。

以前に私の「ホスピタリティマナー」の講演をお聞きくださった方が、
家庭でも始めてくださったそうです。
名前を読んでから挨拶する、話しかけるということを。

奥さまは、またなんかはじめたな?って言う顔を、
小学生のお子さんは、大笑いを
幼稚園(ぐらい?)のお子さんは、元気に挨拶を返してくれたそうです。

そして、3日目には、お子さんたちから
元気に挨拶をしてくれたと、
ご自身のブログで書いてくださっていました。

すばらしいです!

発信し続ければ、必ず何かかえってくる日が来る。

今日じゃなくても、明日じゃなくても、明後日かもしれない。
10日後かもしれない。
1年後かもしれない。

でも、その日は必ず来ると信じて、発信し続けてください。

私がお伝えし続けていることも、
お役に立てるのだと信じて、発信し続けます。

あなたの大切な方たちと、
目には見えないけれど大切なものを共有し続けてくださいね。

 

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三厨 万妃江

三厨 万妃江

一般社団法人 社員教育内製化推進協会 代表理事 / 有限会社キャリア・サポート 代表取締役 / 社員力向上&ホスピタリティ コンサルタント --- 岐阜市生まれ。全国の企業・医療・介護福祉施設などで、経営者や社員の教育および組織活性化のためのコンサルテーションを展開。平成26年度には人材育成のプロとなって25年を迎え、その間、関わった受講者は13万人以上。 セミナー・講演スケジュールはこちらから
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