ホスピタリティと小さな思いやり

ホスピタリティとは何か?と聞かれた時、
私は「相手を思いやる心遣い」とこたえています。

そんなにおおげさなことでなくても

ちょっとした心遣いを「するかしないか」

 

自分が見ていた書類を相手に渡すときに、
相手が見やすいように向きを変えて渡してみる

渡すときに、右手だけでなく、
書類に左手も添えてみる

ドアを押して向こう側にいくときに、
後ろに続く人がいないか振り返ってみる

後ろに続く人がいたら、その人が通るまで、
ドアを押したままにしてみる

エレベーターを降りるとき、

「開く」のボタンを押してくださっている人に会釈してから降りてみる

会釈だけでなく「ありがとうございます」と添えてみる

「ありがとうございます」に笑顔も添えてみる

「お名前を書いてください」といえば事足りるところを、
「恐れ入りますが、お名前をお書きいただけますか」
といってみる

「そちらにすわってください」というところで、
「よろしければ、そちらにおかけください」といってみる

どれも、やってもやらなくてもいいし、

言っても言わなくても、意味が通じます。

しかし、やったらやった分だけ、
言ったら言った分だけ、
相手の笑顔を見ることができるような気がしませんか。

そうすると、自分も笑顔になれますよね!

一言添えてみる。
ひと手間かけてみる。

そんなに大変なことでも時間がかかることでもないけれど、
その後の気持ちは月とすっぽん!ぐらい

変わります。

便利になった時代だからこそ、ひと手間かけてみる。
手間をかけることこそ、思いやり。
なぜはらば、その瞬間、相手のことを確実に考えていますから。

あなたの行動をちょっと想像してみてくださいね。

きっと、手間をかける瞬間があるはず。
ぜひ、そんな瞬間を楽しんでください。

ホスピタリティってなにも難しいことではないのです。

ほんのちょっと「相手を思いやる気持ち」があれば、
どんな方にも実践していただけることなのです。

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