お客様として、感じてみること!
お仕事が「サービス業」という方は、たくさんいらっしゃると思います。
というよりは、みんなサービス業といっても過言ではない時代ですね。
「人と接する仕事はサービス業」ですから。
さて、そんなあなたは、
ご自身のサービスが、今よりも、もっと、も~っと良くなるコツは、
なんだと思いますか?
いろいろあるのでしょうが、
ひとつは、
自分自身がお客様として、いっぱい良いサービスを体験すること!
だと思います。
お客様に、「うれしい~!よかった~!ありがと~!」と喜んでいただくために、
まずは、自分がお客様としていろんなサービスを体験し、
「うれし~!よかった~!ありがと~!」って、
自分が受けたサービスについて感じることなのです。
だって、
どんなふうにしてもらうと、
うれしかったり、ありがたかったりするかを感じる気持ちがわからなくて、
お客様に喜んでいただけるようになるって、
・・・むつかしい!!
「そうか!こういうふうにしてもらうと、うれしいのか!」って体験して初めて、
「じゃあ、自分の仕事に置き換えるとどういうふうにしたら、
お客様に喜んでいただけるか考えてみよう!」
って、なるものですものね。
だから、自分が感じることがとっても大切なんです。
さて。
あなたがこの2~3日の間にお客様として受けたサービスで、
うれしかったこと、ありがたかったこと、感動したことがありましたか?
えっ?なんにも浮かばない?
それは、危険信号ですよ!
きっと、
良いサービスをたくさん受けているのでしょうが
もしも、それを感じることができない心だとしたら、
残念ですが、サービスは向上しません(きっぱり!)
そんなこと、あたりまえ~って気持ちになっていませんか?
すこ~し、心のアンテナを磨いてみましょう。
「いやなサービス」だったら思い出せる???
あら!それも実は危険信号です。
だって、「アラさがし」しても、あなたのサービスはよくなりませんよね?
「してはいけないこと」ばかりわかっても、
お客様を喜ばせることはできないのですから。
視点を変えると、きっと「よかったさがし」になるはずです。
ちなみに、三厨がうれしかったことのひとつをお話ししますと、
あるとき入った焼酎バーで、
マスターから、
「あ、●●(焼酎の名前)、切らしてますわ、ごめんなさい!」
と、顔を見るなり言われたこと。
これ、あとから、じわ~っときました。。。。
だって、そのお店にいったのは2回目で
前に行ったのは、7~8か月前のことですもの!
覚えていてくれたのは、とってもうれしいです。
えっと、
前に行った時に、浴びるほど呑んで印象的だった!とかそ~いうことは、
・・・ないと思います。
ほんの・・・2杯でした。。。。(もちろん、●●です)
「な~んだ、そんなことでいいの?」
と思った方も、ちょっぴり危険信号ですよ!
たいそうなことでなく、何気ない一言であったとしても、
「わたし」を大切に思っていてくれているな、と感じられると、
人はうれしいものですよね。
しかし、せっかく感じることができても、
思ったことをきちんと実行できるか、表現できるか、
そこが大切なのです。
その時にビジネスマナーが活きてきます。
ビジネスマナーは、相手を大切にする心を表現するための道具なのですから。
あなたは、感じたらそれをぜひ、表現してみてくださいね!
また、表現の仕方がわからなければ、学びましょう。
ところで、もしもあなたが経営者だとしたら、
スタッフのみなさんがいっぱい感動の体験ができるように
なにかしていますか?
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